部屋に居ながらにして、満開の桜を愛でる。

太武朗工房と春を楽しむ桜の器たち

爛漫と咲きほこるその姿に、誰もが心を奪われてしまう桜。桜を愛でる季節には桜柄の器を揃えて、お花見の情緒豊かな雰囲気を思い浮かべながら、お酒を楽しんでみてはいかがでしょうか

はじまりの季節を、優美な桜の器が華やかに彩る

春の訪れをセンセーショナルに知らせてくれる桜。今を盛りと桜の花が咲きほこる姿に人々が魅了されるのは、えも言われぬ圧倒的な美しさもさることながら、開花からわずか2週間ほどで幻のように一斉に散ってしまうその儚さともけっして無関係ではないでしょう。

今回、太武朗工房では、その桜模様に加え、日本の象徴的なランドマークとして海外の人たちにも高い人気を誇る富士山をあしらった商品をラインナップ。日本が世界に誇る2大モチーフを取り入れたグラスは、海外にお住いの方へのお土産としても、大変おすすめの逸品です。

春の風物詩として桜を愛でる

現在のように、春の風物詩として桜を愛でるようになったのは平安時代。
もともとは貴族の嗜みとして奈良時代に始まったとされるお花見ですが、当時の桜はあくまでも神聖な花であり、お花見は中国から伝来された梅を鑑賞する行事だったというから驚きです。その後、遣唐使が廃止され、唐文化の影響が弱まるとともに、日本古来の桜に親しみを感じるように。江戸時代以降は貴族のみならず、庶民の間でもお花見の魅力が広まっていきました。

こちらにご紹介する江戸切子のグラスも普段使いしやすいカジュアルなもの。透明なグラスは、飲み物の色を桜咲く風景の空の色の様に楽しめます。ご自宅使いやちょっとした贈り物にも選んでいただきやすい価格となっています。

器に咲きほこる春

江戸時代以降庶民にも広まった桜の花見ですが、代表的なソメイヨシノが生まれたのはちょうどその頃です。
散り際に美を感じさせる桜の生き様。それは、「もののあはれ」に代表される日本人の精神性とも通ずるところがあり、万葉集に古今和歌集、葛飾北斎、歌川広重らの浮世絵など芸術文化の分野でも桜をテーマにした作品が数多く存在しています。
この夢柄子の桜シリーズは、儚さを感じさせる淡い桜色のガラスと華やかさを生み出すビビットな色ガラスの組み合わせで相反する桜の魅力を表現しています。
また、姿の美しさ以外にも、日本語の「さくら」という言葉の響きは「サクラメント(秘跡)」「サグラダ(神聖な)」を想起させるとしてキリスト教圏の方には神秘的で特別なものに響くといいます。ワインをたしなむ女子会や海外の方への贈り物として、こうしたストーリーを携えた桜のワイングラスはいかがでしょうか?

贈り物にもおすすめの桜の器

そして、日本酒好きな方への贈り物には、三点揃いの酒器を。満開の桜を楽しむことができるのは、一年のうちでもたった数日。
晴れやかなこのシーズン、ご自分用にはもちろん、入学や就職など新たな門出を迎えた人へのプレゼントとしてぜひお選びください。