吉祥紋とは、⽇本に古くから伝わる柄の中でも、とりわけめでたく、縁起がよいとされるもの。⻲甲や七宝をはじめ、平安時代には貴族の⾐装、調度品などにあしらわれていたものでしたが、江⼾時代に庶⺠の間で定着すると、動物、植物、⾃然の⾵景などを模した新たな絵柄も次々と発案されるようになり、お祝いの品や⽇⽤品のデザインモチーフとして広まっていきました。
今回、太武朗⼯房では数多くのラインナップの中から吉祥紋の器をピックアップ。それぞれの柄に込められた想いを知り、縁起担ぎのアイテムとしてお選びください。
よき未来を願い、縁起を担ぐ。
吉祥紋とは、⽇本に古くから伝わる柄の中でも、とりわけめでたく、縁起がよいとされるもの。⻲甲や七宝をはじめ、平安時代には貴族の⾐装、調度品などにあしらわれていたものでしたが、江⼾時代に庶⺠の間で定着すると、動物、植物、⾃然の⾵景などを模した新たな絵柄も次々と発案されるようになり、お祝いの品や⽇⽤品のデザインモチーフとして広まっていきました。
今回、太武朗⼯房では数多くのラインナップの中から吉祥紋の器をピックアップ。それぞれの柄に込められた想いを知り、縁起担ぎのアイテムとしてお選びください。
規則正しくパターン化された⼩紋柄を「江⼾⼩紋」と呼ぶようになったのは⽐較的新しく、昭和30年ごろですが、そのルーツは江⼾時代にまで遡ります。
贅沢を禁じる「奢侈(しゃし)禁⽌令」が断続的に発令され、着物の布地から染め⾊まで厳しく統制された江⼾中期の⽇本にあって、隠れたおしゃれを楽しむための⼯夫として⼀⼤ブームとなったのが、遠⽬からは⼀⾒無地に⾒えますが、近くで⾒ると繊細な柄がいっぱいに広がる現在の江⼾⼩紋でした。
その発想はまさに江⼾の粋であり、抑圧された武⼠や町⼈たちの洒落⼼が⽣み、育てたもの。細かく型紙を掘り、それを⼀⾊で染め上げるには⾼度な技術が必要でしたが、職⼈たちは競うように腕を磨き、次々と新たな柄を⽣み出して、⼈々の⽇常を豊かなものにしていったのです。
ここでご紹介する江⼾切⼦「⼩紋」シリーズは、いずれも江⼾⼩紋の代表的な柄。伝統を今に伝えるグラスを⼿に、絵柄に込められた意味と江⼾の粋を体感してください。
和モダンを意識し、珍しい黒の⾊被せ硝⼦に、縁起のよい⽂様として愛される⼩紋柄を配した江⼾硝⼦「黒⼩紋」シリーズ。
こちらで使⽤している7種類の⼩紋柄は、徳島県の旧家で発⾒された100点を超える古い藍染の型紙の中から、グラスに落とし込んだ時の美しさをイメージしてピックアップしたものであり、⽐較的よく知られているものもあれば、今では⾒られない希少な絵柄も含まれています。
古くから伝わる⽇本の粋、美意識を現代に昇華させた逸品として、海外へのお⼟産、ギフトとしてもおすすめです。
注⽬していただきたいのは、グラスの⼝元に彫られた四ツ葉の⽂様。
幸運・愛情・誠実・希望の象徴として有名な四ツ葉のクローバーをイメージした太武朗⼯房オリジナルの吉祥紋を、「物事の基礎を作る」とされ、魔除けの効果があるといわれる⽮来紋や「多産・豊かさ」をあらわす⿂⼦紋など江⼾切⼦を代表する伝統⽂様と組み合わせた⼤変縁起のよい器です。
ワインや⽇本酒、ビールなど、飲むお酒の種類で選べる多彩なグラスのラインナップに加え、部屋を彩る花瓶もご⽤意。ご⾃⾝やご家族の記念⽇、お祝い事をはじめ、結婚祝いや昇進祝いなどの贈り物として選んでも喜ばれます。
よいことがありますように。未来の幸せを願い、吉祥紋の器はいかがですか。