OMOTENASHI SELECTION
2021年度 金賞受賞

OMOTENASHI SELECTION
2021年度 金賞受賞

 

 

おもてなしセレクションは、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワードです。

おもてなしセレクションは、民間企業20社以上で運営しており、認定に際しては、日本在住の外国人有識者による現物審査を実施しています。

使う人を思いやる心から生まれたこだわりの技、伝統を継承しながらも現代に向けて改良を重ねる創意工夫の活動を「OMOTENASHI」「GLOBAL」の基準で評価。

「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力にあふれている」と認められた対象を、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定しています。

おもてなしコレクションを受賞した太武朗工房の作品をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

- 金賞受賞 -

江戸硝子

 

「江戸硝子」とは、職人による一つ一つ手造りのガラスの事で、江戸時代より続く伝統の技です。

東京-江戸に於ける硝子産業は、18世紀初めに鏡や眼鏡、風鈴などを製造したのが始まりとされています。

その後明治に入ると、江戸時代の技術を継承しつつ新しい知識や技術を欧米から導入し、地域産業として大正、昭和へと発展して参りました。

そして 2002年(平成14年)に東京都の伝統工芸品として、また2014年(平成26年)には経済産業大臣より国の伝統工芸品として指定されております。太武朗工房の江戸硝子シリーズは、江戸期から愛されている小紋柄や浮世絵をモチーフにしたデザインを主軸に展開しています。ひとつひとつ手造りの「江戸硝子」をご愛用いただけましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

彫刻硝子

 

「彫刻硝子」は、過ぎ去りし時代の生み出した物語や、自然の中で心に留めておきたい出来事、そして日々の暮らしに心休まるような夢模様を彫刻する事をテーマにしています。

このシリーズは、18701930年頃にフランスを中心に起こったアールヌーボー(フランス語で「新しい芸術」)期にエミール・ガレを筆頭とする作家達が産み出した多彩な硝子作品の技法を応用し発展させたものです。

 

 

 

 

 

 

江戸切子

 

「江戸切子」は、1834(天保5年)江戸大伝馬町のびいどろ屋、加賀谷久兵衛が金剛砂でガラスの表面に彫刻をしたものが始まりと言われます。明治時代にはヨーロッパのカットグラスの技法が取り入れられ、現代に伝わる「江戸切子」となりました。「江戸切子」は、1985年(昭和60年)に東京都の伝統工芸品として、また、2002年(平成14年)には経済産業大臣より、国の伝統工芸品として指定されております。太武朗工房の「江戸切子」は、熟練した職人による作品に加え、新しい感覚の作品も製作しております。ひとつひとつ手造りの「江戸切子」をご愛用いただけましたら幸いです。