ガラスを削り、自分を磨く。
未経験から歩みはじめる、切子職人への道。

ガラスを削り、自分を磨く。
未経験から歩みはじめる、切子職人への道。

切子職人の作業風景

歴史ある江戸切子。
ガラスに施された文様や色合いには、工芸品として、そして日々使うものとしての美しさがあります。
その美しさを生み出しているのは、一本一本の線を、自らの手で削っていく職人です。

回転する機械にガラスを当てる角度。力の入れ方。削るスピード。ほんの少しの違いが、仕上がりを大きく変える。
同じものをつくっているつもりでも、毎回まったく同じようにつくることは簡単ではありません。
だからこそ、何度もつくる。失敗したら、原因を考える。昨日より今日、今日より明日。
そうやって少しずつ、自分の手に技術を覚えさせていく仕事です。

TABLEAUでは、これからの切子づくりを担う切子職人を募集しています。
切子づくりの経験は問いません。必要なのは、職人としてものづくりに向き合いたいという気持ちと、手を動かしながら学び続けること。

先輩たちも、未経験からこの仕事を始めました。

自分たちで、職人を育てる。そして、ともに成長していく。

TABLEAUは、江戸切子をはじめとするガラス工芸品を、長年にわたり企画し、販売してきました。
もともと社内に切子職人はおらず、長く付き合いのあるベテランの切子職人たちと力を合わせて、商品をつくってきました。
一方で、ものづくりの現場では職人の高齢化が進み、次の世代を担う人も少なくなっています。
これまで当たり前につくることのできたものが、いつかつくれなくなってしまうかもしれない。
切子づくりをこれからも続けていくためには、商品をつくるだけではなく、つくる人そのものを育てていかなければならない。

そう考えたことが、TABLEAUが自社で切子職人の育成を始めたきっかけでした。最初の募集を始めたころには、自社の切子工房も、そこで働く職人もいませんでした。未経験者を採用し、ベテランの切子職人から技術を学びながら、工房の設備を整える。機械を選び、配置を考え、実際に商品をつくる。

職人を育てる仕組みが、少しずつ形になってきた。

竹田社長

竹田社長

「ゼロからのスタートでした。そこから少しずつ職人が増え、これまでに第1期生から第3期生まで、合わせて6名が加わりました。教わった技術を自分たちの工房で生かしながら経験を重ね、今では先に入社した職人が、後から入った職人へ技術を伝える。そんな流れも生まれています。

初心者はまず簡単な工程から入り、少しずつ仕事の幅を広げていきます。最初は一つの工程を覚えるところから。経験を重ねていくことで、次第に複数の工程を担当できるようになる。そして現在は、先に入社した職人が、後から入った職人へ教えられる環境もできてきました。未経験から入る人にとって、すぐそばに質問できる先輩がいる。TABLEAUの職人育成は、少しずつそんな環境へ変わっています。」

最初は、基礎の仕事から。

割り出しの作業

切子職人として入社したからといって、最初から難しい文様を削るわけではありません。削るための目印となる線を引く「割り出し」。削ったものを洗う「洗い」。そして、機械を使った加工へ。
まずは基本となる作業を覚え、ガラスや道具に触れながら、少しずつできる仕事を増やしていきます。
一見すると単純に見える作業にも、職人として身につけなければならないことがたくさんあります。

機械でガラスを削る様子

機械の回転数。ガラスに力をかける強さ。機械に当てたときの音。手に伝わってくる抵抗。そして、道具の状態。
同じように作業していても、機械のセッティングや道具の手入れによって仕上がりは変わります。
ただガラスを削れるようになれば終わり、ではありません。良いものを安定してつくるための条件を、自分で理解できるようになること。それも職人として身につけていく技術です。

感覚を、技術にしていく。

一期生として未経験から入社した佐々木さんは、製作工程のスケジュールを組み、後輩へ技術を伝える役割も担うようになりました。

職人1期生 佐々木さん

職人1期生:佐々木さん

「最初は、自分たちより先に入った職人はいませんでした。わからないことがあればベテランの職人へ訪問し、見て聞いて自分たちで試しながら覚えていく。そんなところから始まりました。今は工程が整理され、手の動きにも慣れ、仕上がりや製作時間も少しずつ安定するようになっています。切子の仕事には、数字だけでは表せない感覚があります。
機械の回転数や力加減。機械にガラスを当てたときの抵抗。うまく削れているときの音。」

佐々木さんの作業風景

「経験を重ねるなかで、そうした感覚が少しずつわかるようになってきます。一方で、自分だけがわかればいいわけではありません。後から入った職人にも伝えられるように、感覚的なこともできるだけ言葉にして共有していく。
それも今の仕事のひとつです。毎日同じ商品をつくることもあります。それでも、昨日よりきれいに削れる。前より早く、安定してつくれる。昨日までわからなかったことが、少しわかるようになる。同じことを繰り返しているからこそ、自分の成長が見える。日々レベルアップしていることを実感できるのが、この仕事のおもしろさです。」

できることが、少しずつ増えていく。

二期生として入社した原田さんも、TABLEAUで切子職人としての仕事を始めました。

職人2期生 原田さん

職人2期生:原田さん

「一度きりの人生なら、誰にでもできる仕事ではなく、苦労してでも自分の手に技術を残す生き方がしたいと思ったんです。楽な道を選ぶより、壁にぶつかりながら成長する時間のほうが自分には価値があると感じました。
この仕事は地道な作業の連続ですし、時には自分の思い通りにいかなくて悔しい思いをすることもたくさんあります。だからこそ、出来ることが少しずつ増えていくことを実感する時や、思い描いた通りの模様が綺麗に仕上がった瞬間の喜びは格別なんです。正直、入社当初は『私に務まるんだろうか・・・』と不安でいっぱいでしたが、手仕事や伝統工芸に惹かれる私自身の気持ちや感覚を信じて、思い切ってこの職人の世界に飛び込んでよかったと今では思っています。」

原田さんの作業風景

「余計なことを一切考えず、ただひたすら目の前のガラスと刃物の感覚だけに集中する時間というものが、自分には合っていると感じます。一筋の狂いも許されない緊張感がありますが、だからこそ余計にこの仕事に引き込まれているんだと思います。同じように見えても、ガラスの微妙な厚みや状態によって削るときの感覚は毎日、その時々で変わります。正解を求めて繰り返し手を動かし、納得のいくラインが引けたときの静かな満足感はこの仕事ならではの魅力ですね。
カットの技術はもちろん、工程の組み立てや『美』を追求する意識や知識など、学ぶべきことはまだまだ果てしなくあります。安易な道ではありませんが、自分の手で一生ものの技術を築いていきたいという想いを抱いている方なら、間違いなく手応えを感じられる場所です。」

個人作業だけど、チームワークが大事。

工房で働く職人たち

切子職人というと、一人で黙々と作業する姿を想像する人も多いかもしれません。もちろん、一人で集中して手を動かす時間は多い仕事です。けれど、TABLEAUでは一人だけで商品を完成させるわけではありません。誰かが割り出しをする。誰かが削る。次の工程へ渡す。仕上げる。それぞれの作業がつながって、ひとつの商品になります。

未経験からの挑戦

基礎作業の練習

TABLEAUでは、切子づくりの経験は問いません。これまで入社した職人たちも、未経験から仕事を始めています。
ただし、「未経験歓迎」は、簡単に職人になれるという意味ではありません。
同じ基礎作業を繰り返すこともあります。何度やってもうまくいかないこともあります。すぐに結果が出ないこともあります。

切子づくりを趣味として楽しむのと、仕事として毎日向き合うのは違います。一定の品質を保つこと。決められた時間のなかでつくること。道具を整えること。自分がつくったものに責任を持つこと。職人として仕事をしていくためには、そうしたことにも向き合っていかなければなりません。だから、今持っている技術以上に大切にしたいことがあります。

求めているのは、手を動かし続けられる人。

練習に向き合う職人

基礎の作業にも真面目に向き合える人。教えてもらうことを待つだけではなく、自分から練習し、学ぼうとする人。
周囲とコミュニケーションを取りながら、一緒にものづくりができる人。そして、自分の技術を上げるための努力を続けられる人。

削りの作業

最初から器用であること。それだけが大切なのではありません。地道な仕事にも向き合えること。できないことを、そのままにしないこと。もっと上手くなりたいと思えること。そうした毎日の積み重ねが、職人としての技術につながっていきます。

技術を受け継ぎ、その先へ。

完成した切子

少しずつですが、技術をつないでいく流れができています。ただ、私たちが目指しているのは、これまでの技術をそのまま残すことだけではありません。
受け継いだ技術を使いながら、今の時代に求められるものをつくる。新しい商品を考える。よりよい製造方法を考える。そして、自分たちがつくったものをTABLEAUの商品として世の中へ届けていく。TABLEAUには、商品を企画し、職人がつくり、販売し、オンラインショップやSNSを通じてお客さまへ届ける環境があります。つくる人も、ブランドをつくる一人です。

次の切子職人へ。

切子職人の手元

職人になることに、近道はありません。何度もガラスに触れ、何度も失敗し、繰り返し手を動かす。そうして少しずつ、自分の手に技術が残っていきます。最初からうまくできなくてもいい。経験がなくてもいい。
ただ、ものづくりが好き。自分の手に技術を身につけたい。昨日より少しでも上手くなりたい。簡単にできなくても、続けてみたい。そんな思いを持っている人に、来てもらいたいと思っています。

TABLEAUの職人育成は、まだ途中です。これからもっとつくれるものを増やし、技術を磨き、次の世代へつないでいく。その続きを、一緒につくる人を募集します。

未経験から、切子職人へ。
まずはここから、始めてみませんか。

切子職人募集

TABLEAUの工房
募集職種

切子職人(見習い)

雇用形態

正社員
雇用期間の定めなし
試用期間3~6ヶ月

給与

完全未経験者
月給150,000円~
年俸2,300,000円~

経験者
月給162,000円~
年俸2,450,000円~12,000,000円

※別途、家賃補助あり

仕事内容

完全未経験者
TABLEAUの専属職人より技術指導を受けながら、切子製作に関わる作業補助・練習からスタートします。

経験者
TABLEAUの専属職人より技術指導を受けながら、作業補助および各工程を担当します。
担当する工程は、技術レベルに応じて決定します。

勤務地

株式会社タブロー
東京都江戸川区平井3-16-6

勤務時間

9:00~18:00
休憩時間 12:00~13:00

休日・休暇

週休2日制(土・日)
祝日、GW、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇

待遇・福利厚生
  • 人事考課制度による昇給あり(年間1~2回)
  • 賞与 年2~3回前回募集時実績:年間2.5~3ヶ月分/年3回支給
  • 社会保険完備健康保険、厚生年金、雇用保険等
  • 交通費全額補助
  • 健康診断・人間ドック費用全額補助
  • 家賃補助月額10,000円~40,000円程度
    ※条件あり・応相談
    ※家探しもお手伝いします
  • 技術向上訓練手当月額10,000円~
    ※条件あり・応相談
  • 毎月1回ランチ会上限2,000円程度
応募資格

未経験者歓迎
切子づくりの経験は問いません。

求める人物像

私たちが大切にしているのは、現在の技術や経験だけではありません。
第一に、仕事に対する根気強さ。
第二に、仕事に対する向上心。
第三に、仕事に対する情熱。

職人として歩みはじめたばかりの時期は、思うようにできないことや、仕事として大変に感じることも少なくありません。
それでも乗り越え、自分の手で表現できる可能性を広げていきたい。
そんな「想い」を持っている方を求めています。

また、切子づくりは一人で集中して作業する時間が多い一方、工程を分担しながら進める仕事でもあります。
明るく元気に、周囲とコミュニケーションを取りながら仕事に取り組める方を歓迎します。

採用予定人数

1~3名

選考プロセス

まずは応募フォームよりご応募ください。
採用担当より、次の選考についてご案内します。

  1. 応募
  2. 書類選考
  3. 一次オーディション
  4. 二次オーディション
  5. 採用

※取得した個人情報は、採用選考の目的にのみ使用します。
※選考プロセスは変更となる場合があります。
※不採用理由についてのお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

職人への第一歩を、ここから。

切子づくりの経験はなくても構いません。ものづくりを仕事にしたい。
自分の手に技術を身につけたい。切子職人として、本気で挑戦してみたい。
そんな方からのご応募をお待ちしています。

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